ヘッドライト加工、テールランプ加工専門店
エルコボのブログアーカイブ2013年6月
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お客様より教えて頂き発覚しましたが、なんと、カービュー様のみんカラの
パーツオブイヤー2013年度上半期、ヘッドライト部門で3位を頂きました。
ワンオフ部門では実質の1位になります。
レビューをご投稿頂いた皆様、本当にありがとうございました。
いや?これは嬉しい知らせでした。ビックリしましたが(・ω・;)
みんカラパーツオブイヤー2013年度上半期、ヘッドライト部門
お車は195カルディナ。
ライトやミラーを当店で加工して車遊館で取り付けるプランで3泊4日で
車遊館の方に入庫頂いてておりました。
去年もテールランプ加工をさせて頂きましたが、今回はドアミラー、サイドマーカー
フォグランプ、コーナーランプの加工依頼。ご希望の点灯方法がかなり複雑で
ウィンカー部分は全て(フォグ部、サイドマーカー、ドアミラーウィンカー)
流れる仕様、コーナーランプとドアミラーの白色LEDは
通常時はスモール点灯(パルス制御による光量調整付き)スイッチオンで
ストロボに変身。これは専用の制御回路ユニットを作って対応しました。
1番凝ったのがドアミラー加工です。この車種は社外品のミラーウィンカーも
無いとの事で純正の新品を加工しました。
オーナーさんが拘られていた部分は最近の車の様に後続車からもミラー
ウィンカーを視認出来る事、ウェルカムランプも追加しましたが、それも最新の
車の様にドアアンロック連動でとのこと。
まず、ウィンカーの後方からの視認性はアクリルのフィンをコーナーの取り付けて
LEDの光を後ろ向きに導光して解決しました。
ちなみにこのフィンはポジション時白に光ってウィンカー時はウィンカーの
1ブロックとして機能します。
ウェルカムランプはミラー側のLED加工は難なく出来ましたが、問題はどうやって
リモコンのアンロックに連動させるか・・・
考え方としては一瞬のアンロック信号を拾って遅延タイマー回路で光らせるのが
安上がりで良いかなと思い、タイマー回路ユニットを製作。アンロック信号を
感知してから20秒程LEDに電流を供給し続ける設計です。
そこで、アンロック信号をどうやって拾うか・・・
最初はドアのモーターから簡単に拾えると
たかをくくっていましたが、これがなかなか苦労させてもらいました。
車遊館の本賀社長と、トヨタから取り寄せた配線図とにらめっこしながら1時間程
あ〜でもないこ〜でもないと試行してようやく解決しました。
フムフム、ドアのロック、アンロックの動作制御はこういう考え方で設計されて
いるのかと非常に良い勉強になりました。
タイマーユニットはお客様からはご希望無かったのですが、私の拘りで
独断で残光機能も盛り込みました。いきなり消えるより消灯時にフワ〜っと
ゆっくり消える方が高級感ありますもんね。
苦労した甲斐あって、お客様には大変喜んで頂けました。
昨日は大雨の降る中、朝から東Pで京都からのお客様とプチオフしてきました。
加工ライトに組み込んだある部品の初期不良での修理をしたのですが、わざわざこちらまで来て
頂き、恐縮の限りでした。
とは言いつつも、もうお付き合いの長いお客様でお会い出来るのが凄く楽しみだったのですが♪
東Pは高架下なので雨も関係なくしばし車談義に花を咲かしました。
お車は20アルですが、これがまた凄いお車でエンジンルームにはナント、スーチャーが・・・
インタークーラーも、どでかいのが付いて、足回りも強化されているそう。
当たり前の話ですが、めちゃくちゃ早いとの事。
アルファードでこんな事している車も少ないでしょうね。何とも羨ましいお話です。
良く加工させて頂く、この2車種ですが、ちょっとオーナー様には気をつけて
頂いた方が良いかなと思うことがありますのでここで書かせて頂きます。
このヘッドライト、プロジェクターのオートレベライザーのピボットがどうも抜けやすいみたいです。
外そうと思って抜くときには結構固いのですが、特定の角度で衝撃が入った時に
ポコンと外れてしまうみたいです。
数としては多くないのですが、こちらから発送したライトがお客様の手元に届いた
時に外れていたり、逆に加工のために送られてきたライトで外れていたり、
ちょっと偶然では考えられないので、運送時に何かのはずみで衝撃が加わったのかと
推理しています。
大抵はHIDバーナーを取り付けるときに気が付かれるので大事には至りませんが、
もし外れている事に気が付かなくてその状態で光軸調整を行うとプロジェクター全体が
前にせり出した形になり、インナーとイカリングが干渉し、AFSやレベライザーに
よるプロジェクターの首振りでインナーに傷が入ってしまう事になります。
外れている場合、バラスト取り付けの開口部から手を入れて嵌め込む事が出来ます。
エルグランドのヘッドライトのガーニッシュに文字を埋め込んでみました。
過去にヴェルファイアーでアクリルパネルを埋め込んだ事はあります。
ヴェルファイアーのヘッドライト
この様な単純な形状のパネルであれば比較的簡単ですが、文字のような複雑な曲線は
そう簡単には行きません。
ガーニッシュを直接レーザー加工機にかけてくり抜いています。
普通はこの様に3D曲面になったものはこのままではレーザー加工機に
かけられないんですが、色々工夫をこらして完璧な仕上がりです。
樹脂であれば内装パーツでも色々出来ますので興味のある方はお気軽に
お問い合わせ下さい。
現在製作中のテールランプです。
以前に比べると減ってきましたが、まだまだこの年式のお車も現役で頑張ってますね。
CE、CF、CHとこのあたりのテールランプは本当にたくさん作らせて頂きました。
今回は久々のご依頼でしたが日頃行っている加工は8割がこの様な定番加工です。
アクリルばっかりが目立ってしまっていますが、やはり予算もかかりますし、そこまで派手にしたく
無いと言う純正派の方も多いのが現実です。
サイトのTOPを飾っている写真はどちらかと言えば極端な加工例ですね。
先程入荷しました7色のカラーアクリル板。
これを使って面白い物を作ります。またこの先紹介出来ると思います。
しかしこうやって並べてみると本当に綺麗です。光らせるともっと綺麗なんだろな?
昔F1で有名になったベネトンを思い出しました。ブーツェンのいぶし銀な走りが何気に好きでした。
あ!勿論1番好きなのはセナでしたが(^^;)
再来年からまたマクラーレンHONDAが復活するので楽しみですね。
たまにヘッドライトインナーを塗り分けて欲しいと言うご依頼があります。
塗り分けるにはマスキングテープを使う事が必要になるのですが、テープを
剥がす時にメッキも一緒に剥げる危険が大きいのでいつも事前にリスクを
説明させて頂いております。
万が一剥がれたら全塗りにするか、メッキ塗装を行う事になります。後者は
金額も大きくなってしまいますね。
写真はヴェルファイアーのヘッドライトインナーです。綺麗に塗り分け出来ました。
アルファード系で言えば10系後期以降、20系も含めてメッキの質が強くなっています。
他の車種でも似た感じでメッキの質が上がっているケースが多いですね。
それでも絶対に大丈夫とは言えない程、メッキには神経を使います。
ちょっと古い車だとライトを組む前に埃を飛ばすのにエアを当てただけでメッキが飛んでしまった
失敗談もあります(汗)
アクリル加工が全盛ですが、私自身が好きな光り方をする加工がこの2つです。
ハートテールはアクリルならではの細かい表現が出来ます。スモール時は白濁部分が光り、
ブレーキを踏むと小さなハート全部がフル発光します。作るのは手間ですが、いつも
ご依頼頂いた方からは大変喜んで頂けます。
円柱加工は特に未来感が出せるので好きですね。最近ではLEDも本当にたくさんの種類が
入手出来るので色んな光らせ方が可能になりました。
アクリルを綺麗に光らせるのはどんな光源を使うかでも大きく変わってきますね。
アクリルの形状によっても光源のLEDの種類を変えたりするのでもはやLEDの常時在庫の
種類はとんでもない事になっています。
このまゆ毛、人気ですね。
ここはアクリルの面からLEDの光源まで距離が取れないので、どうやってLEDのツブツブを
消すか苦労しました。
色々工夫を重ねてなんとか納得のレベルに仕上がりました!
ちょっと前に加工した
サンバートラックのヘッドライトです。
今まで数多くのライト加工をしてきましたが、軽トラックのヘッドライトは意外にもこれが初めてでした。
まあ、フロント回りの構造はエブリーの様な箱バンと大差ないのですが、この手の車種は
殆どの物でヘッドライトユニットの奥行きの無さ、ヘッドライトの裏側すぐに車体の構造が有ることが
加工の際のネックになっています。
今回のご依頼時に、事前の打ち合わせでラヘッドイトの裏には殆どスペースが無いと
お聞きしていましたので移植するプロジェクターは全長がちょっと短めの汎用品をチョイス。
このプロジェクターが汎用ながら結構明るいのは以前に使って知っていましたので。
カバーとプロジェクターレンズもギリギリでクリアランスを確保。
プロジェクターは光軸調整やオートレベライザ等でかなりの範囲で首振りしますので
それを見越して干渉が無いかの確認も重要になります。AFS搭載車は尚更ですね。
元々がH4バルブ使用車なのですが、珍しくマイナスコントロールらしく接続は
お客様も大変苦労されたみたいです。
H4の極性規格は結構な種類がある様でいちいちテスタで調べなければなりません。
ちなみにこの車、スーチャー付きの4気筒エンジンとのこと。
すごく面白そうな車ですね。
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